紅茶の主要な成分は、タンニン、カフェイン、テアニン、ビタミンです。タンニンはポリフェノール化合物の一部で、カテキンを含みます。紅茶の場合、ポリフェノールの一種に紅茶フラボノイドを含みます。フラボノイドは、抗酸化物質で活性酸素を抑えます。紅茶に含まれるタンニンとカフェインは、日本茶やウーロン茶より圧倒的に多く含まれます。紅茶の茶葉は、コーヒー豆の3倍のカフェインを含みますが、テアニンと結合し徐々に体内に取り込まれるので、コーヒーより負担が少なく体に吸収されます。紅茶のビタミンは、ビタミンA、B、Pなどが含まれています。ビタミンBは紅茶に比較的多く溶け出し、あらゆる栄養素の代謝を助けています。ビタミンPは高血圧の予防などに効果があります。
紅茶の効能
紅茶に含まれる紅茶フラボノイドはポリフェノールの一種で、抗酸化物質です。これは、体の細胞を酸化させる活性酸素を抑える働きがあります。ビタミンAやカロチン、ビタミンCなどと一緒に摂ると、さらに効果は高まります。タンニンは、皮下脂肪をエネルギーに変える効果もあり肥満防止にも役立ちます。タンニンを構成するカテキンには、抗菌や殺菌作用があるため、風邪や虫歯、食中毒の予防にもなります。カフェインには、覚醒作用をはじめ、疲労回復作用、利尿作用などがあります。
紅茶の効能としては、コレステロール抑制、動脈硬化抑制、血糖値上昇抑制、脂肪分解、利尿作促進、覚醒作用、血液循環促進、リラックス作用などがあります。
紅茶の入れ方
紅茶をいれる前に、まずポットとカップにお湯を注ぎ、温めておきます。
紅茶の入れ方は、ゴールデンルールといわれる基本があります。ひとつは、くみたての水を沸騰させることです。紅茶には軟水が適していますので、水道水のくみたてをぐらぐら沸騰させます。ふたつめは、茶葉の量をきちんと量ることです。ティースプーン1杯(2〜3g)が1人分です。細かい茶葉は中盛、大きい茶葉は大盛にするのが目安です。三つめは、ポットを使用し蒸らすことです。沸騰したてのお湯をポット注ぎ、すぐ蓋をして蒸らします。蒸らす時間は、細かい茶葉は2分半〜3分、大きい茶葉は3〜4分が目安です。ベスト・ドロップと呼ばれる最後の一滴まで注ぎます。
ティーバッグ
ティーバッグでおいしく紅茶を入れるには、まずくみたての水を沸騰させ、熱湯をティーカップに注ぎカップを温めてから、湯を捨てます。新たに熱湯をティーカップに注いでから、ティーバッグ1袋を静かにいれます。カップに先にティーバッグを入れると空気が入ってティーバックが浮き上がり、味や香りが出にくくなります。ソーサーで蓋をして60〜90秒蒸らします。ソーサーをはずして、ティーバックをカップの中で2〜3回軽く振ってから、静かに取り出します。ティーバックをスプーンなどで搾り出すとイヤな渋味や苦味が強く出ます。ティーバッグ1袋でティーカップ1杯が基本です。2杯目以降は、味も香りも無いただの色付きのお湯になります。
紅茶の産地
紅茶と言えばイギリスですが、実際の産地はインド、スリランカ、ケニア、中国、インドネシアが主要な産地です。インドの代表的な産地は、ダージリング、アッサム、
ドアーズなどが有名です。スリランカは、ウバ、ディンプル、ヌワラエリア、キャンディ、ルフナなどの地域で作られています。スリランカ紅茶は、製造所のある標高によって、ハイグロウンティー、ミディアムグロウンティー、ローグロウンティーの3つに分けられます。インドネシアは、ジャワ島の高原地帯とスマトラ島の高原地帯で作られています。ケニアの紅茶は、インド、スリランカに次ぐ世界第3位の生産量です。
インドのダージリング、スリランカのウバ、中国のキームンが世界の3大紅茶といわれます。 |
|