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コチニールは、加工食品に使用される赤色の天然着色料のひとつで、カルミンとも呼ばれます。カルミン酸と呼ばれる物質が、色素成分です。清涼飲料水、氷菓、菓子類、ハム、ソーセージ、かまぼこ、ジャムなどに利用されています。カンパリの赤色もコチニールによる着色です。
コチニールは、サボテンに生息するコチニールカイガラムシという昆虫の雌の乾燥体から水またはエタノールで抽出・精製した色素です。コチニールカイガラムシは、中南米のペルー、エクアドル、チリ、メキシコが主要産地で、他に、ケニア、西インド諸島、カナリア諸島、スペインなどで産します。
古くから、染物、口紅、薬品の着色にも使われてきました。コチニール色素は、熱や光に対して非常に強い(安定している)ため、現在ではアメリカやEU諸国など多くの国で食品の着色に使用されています。天然の食品添加物の中には安全性評価がされていないものも多いのですが、天然色素の中ではもっとも高度なレベルまで安全評価が行われおり、安全性についてのデータが最も多い着色料です。
発がん性試験、変異原性試験、反復投与毒性試験などの食品添加物ガイドラインで要求される安全性試験項目は全て終了しており、安全性に問題がない結果が得られています。 |
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