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| バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群 |
バーミヤン渓谷は、1〜13世紀頃にかけて築かれた石窟遺跡が1000ほど点在する、仏教芸術の宝庫です。
なかでも4〜5世紀のものとされる、高さ55mと38mの2体の石仏は、立像仏としては世界最大規模と言えます。
インド、中央アジア、西アジアを結ぶ交通路の要衝にして、文明の十字路だったこの地では、さまざまな宗教や民族が出会い、多様な文化が融合してガンダーラ美術が発展していきました。
遺跡群にはインドやギリシア、ローマ、ササン朝ペルシア、さらにイスラムの影響が窺えます。
2001年3月、当時のアフガニスタンを制圧していたタリバン政権が、2体の石仏を爆破しました。
石仏のみならず、石窟内の壁画も約8割が失われたと言われ、世界遺産登録と同時に危機遺産にも登録されました。 |
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