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| タッシリ・ナジェール |
サハラ砂漠最奥部の荒涼とした山脈地帯からは、紀元前8000年前後から紀元前後までに描かれた、約2万点の岩面画が発見されています。
タドラート・アカクス山脈で発見されたものと同様、数千年にわたって描かれたものです。
描かれた時代は、最古の「狩猟民の時代」に始まり、「ウシの時代」、「ウマの時代」、「ラクダの時代」の四つに区分されます。
これらの岩面画は、かつてはこの地が緑豊かな大地で、人々の生活が狩猟採集から牧畜へと変わり、やがて近隣諸国との戦争が始まるなど、一帯の歴史の返遷を伝えています。
また、周辺の砂漠は絶滅危惧種を含め、20種の哺乳類をはじめとする動植物の貴重な生息地でもあります。 |
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