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| ムザブの谷 |
サハラ砂漠北部に位置するムザブの谷では、ベージュやピンク、明るいトルコブルーに塗られた立方体の家屋が密集している町があります。
11世紀初頭、「イスラムの清教徒」と言われ、故郷を追われたベルベル人の一部族、ムザブ族が流浪の果てにこの地にたどり着き築いたものです。
それ以来、砂漠の中のオアシスとなったこの町では、人々の生活がまったく形態を変えずに現在も営まれており、住人たちが厳格な決まりごとを定めて自分たちの生活を律するとともに、町の機能や美しさを保ってきました。
加えて、立方体をした密集家屋の統一化されたデザインや建材、砂漠の過酷な環境に適応した都市計画が、20世紀の建築家たちに大きな影響を与えたなどの理由もあり、ムザブの谷は世界遺産に登録されたのです。 |
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