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| シェーンブルン宮殿と庭園 |
シェーンブルン宮殿は18世紀後半、オーストリアの女帝マリア・テレジアが築き、彼女が没するまでの約40年に渡りその巨城でした。
ウィーンが名実ともに中央ヨーロッパの主要都市だった時代を象徴するこの宮殿は、バロック建築の傑作にして、世界最古の動物園を擁する庭園と一体化した芸術作品とされています。
また、代々の君主が増改築を引き継いできた宮殿は、ハスプブルク家の栄光を示すだけでなく、同家歴代の芸術や建築に対する趣味や審美眼を、現在に伝える格好の具体例としても重要です。
当初のシェーンブルン宮殿は17世紀末に、王室の狩猟場の地に夏の離宮として建造されました。
その後、慎ましやかだったこの離宮は空き家同然になりますが、1740年に即位したマリア・テレジアにより、フランスのヴェルサイユ宮殿に比肩するほどの大宮殿へと生まれ変わったのです。 |
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