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| ポトシ |
17世紀、ポトシ銀山は世界の銀の半分を産出し、スペイン人が建設した町は、16世紀半ばから17世紀半ばまで最盛期を迎えました。
人口は当時のヨーロッパのどの都市よりも多い20万人に達し、未曾有の富で潤った町には、140もの精錬所、メスティソ様式の豪華な邸宅、86の壮麗な聖堂が建てられました。
メスティソ様式とは、スペインのコロニアル様式と先住民の文化が融合したもので、精緻な彫刻を施した「ソロモン円柱」と呼ばれる、ねじり柱を特徴としています。
32本のソロモン円柱で飾られたラ・コンパニーア聖堂の鐘楼や、1744年に完成したサン・ロレンソ聖堂の建物正面を飾る彫刻はその典型です。
壮大な宮殿建築の王立造幣局が生む銀貨はスペイン経済を支えましたが、19世紀前半に銀鉱脈が枯渇すると、町は急速に衰退してゆきました。繁栄を示す絢爛な建物だけが残りました。 |
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