| CONTENTS |
| リヴァプール海商都市 |
イギリス北西部のリヴァプールでは、18〜19世紀にこの地が海商都市として栄えた時代を今に伝える六つの地域が、世界遺産に登録されています。いずれもマージー川右岸にあり、大英帝国の繁栄に大きく貢献した地域です。
一つは、造船所や造船事務所など三つの建物が、世界遺産に登録されているヘッド桟橋地域です。
以下、その南に位置し、倉庫や港湾関係施設が集まるアルバート造船管理区、ヘッド桟橋の北にある倉庫街のスタンレー造船管理区、さらに、キャッスル通り周辺の旧市街と、新古典様式のセント・ジョージ・ホールなどの瀟洒な建物が並ぶウィリアム・ブラウン通り周辺の文化地区、そしてデューク通りの商業地区です。
1807年に奴隷貿易が禁止になるまで、新大陸への奴隷の移送や移民の出国の拠点になった港は、港湾システムや造船技術においても世界の先駆的な役割を果たしました。 |
|
|
|