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| ヴュルツブルクの司教館 |
11世紀より繁栄した司教座都市ヴュルツブルクにあるこの建物は、1719年に領主司教となったヨハン・フィリップ・フランツが建設させたものです。
確かな審美眼をもつ芸術庇護者でもあったフランツは、天才と謳われた建築家バルタザール・ノイマンに設計を依頼しました。
イタリアやオーストリアから招聘した著名な画家や装飾家によって完成されたこの司教館は、18世紀のバロック様式建築の傑作とされています。
17世紀半ばから18世紀まで、神聖ローマ帝国内では地方領主を兼ねた司教職を有力貴族が独占し、大きな権力と富を手に入れたのでした。
彼らは聖職者でありながら豪奢な宮殿を建て、贅沢三昧の宮廷生活を営みましたが、ヴュルツブルクの司教館は、そうした時代背景の下で建設された宮殿建築を代表するものとしても重要とされています。 |
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