| CONTENTS |
| アテネのアクロポリス |
アテネの中心部に位置するアクロポリスは、石灰岩でできた高さ70mの丘です。
麓の複合遺跡とあわせて「アクロポリスの丘」と呼ばれます。面積約4万uのこの場所には、紀元前5世紀に建造された神殿や劇場などの遺構が残っています。
都市国家として最盛期を迎えたアテネの権威を全世界に知らしめ、ギリシア文明を代表する神殿が集中するこの場所は、神々に対する古代ギリシア人の信仰心を物語る重要な聖域として、遺産価値が認められました。
さらに、パルテノン神殿をはじめとする古代ギリシア建築の最高峰と言われる一連の建造物群が、後のヨーロッパ建築の理想形になった点も見逃せません。
特に、基壇、円柱、円柱上部のフリーズ、その上の三角破風からなる神殿の建物正面の構成は、数学的な計算から割り出された美しいプロポーションを保っており、ローマ以降の建築に大いに取り入れられ、その影響は現代にも及んでいます。 |
|
|
|