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| ポンペイ |
古代ローマ地方都市ポンペイは、紀元79年のヴェスヴィオ山の大噴火によって灰に埋没した悲劇の町です。
18世紀半ばから始まった本格的な発掘により、町は埋没した当時の状態のままで姿を現しました。
整然と区画された町には、市場の並ぶ公共広場、公共浴場、居酒屋やパン屋、娼館、さらに体育場や野外劇場、闘技場などが並んでいます。
これらの建造物のほか、優雅な壁画で飾られた秘儀荘などの住宅から、ポンペイが地中海貿易の中継地として栄えた豊かな町だったことが窺われます。
古代ローマの都市のあり方や日常生活を、これほど鮮明に現している場所は、世界でもほかに例がありません。
ポンペイ同様、噴火で埋没した近郊の高級リゾート、エルコラーノでは、ポンペイよりも優れた排水設備や壁画が発掘され、さらにトッレ・アヌンツィアータでは、皇帝ネロの后のものと見られる別荘が発掘されています。 |
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