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| マテーラの洞窟住居 |
南イタリアのマテーラでは、凝灰岩の岩盤に掘られたサッシと呼ばれる洞窟住居が、幾層にも重なり密集しています。
この地の自然の洞窟に、人がいつから住み始めたかは不明ですが、キリスト教の修道士が住み着いたのは8〜13世紀です。
ビザンティン帝国のイコノクラスムや、イスラム教徒からの迫害を逃れた彼らは洞窟を聖堂に造り、壁画をフレスコ画で飾りました。
16〜17世紀に、奥半分は洞窟のまま、手前半分は住居という現在の形ができ、その数は20世紀初頭まで増え続けました。
その後、労働者や小作農民の住居になり、さらにスラム化しましたが、特異な地形条件に適応した住居形態の価値が見直され、現在は修復・保存作業が進んでいます。 |
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