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| カモニカ渓谷の岩石画 |
イタリア北部のカモニカ渓谷では、先住民族の描いた線刻画群が14万点も発見されています。
岩絵は氷河の浸食作用で滑らかになった岩の表面に描かれていて、最古のものは旧石器時代の紀元前8000年に遡ります。
それだけではなく、これら岩絵は、その後の新石器時代、青銅器時代、鉄器時代を経て古代ローマ時代の前16年頃まで描き続けられました。
この民族がどのようにして歴史から姿を消したのかは定かではありませんが、農耕、航海、狩猟、戦争、儀式や宗教典礼などの多岐にわたる絵柄は、人々の生活習慣の変遷を伝えるほか、構図や技法などの進歩を含めた人類の表現力の偉大さを顕す、きわめて貴重な遺産と言えます。 |
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