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| コローメンスコエのヴォズネセーニエ聖堂 |
高さ63mのヴォズネセーニエ聖堂は、多角錐状の屋根で多雪地帯に適した造りです。
このヴォズネセーニエ聖堂のあるモスクワ近郊のコローメンスコエは、16世紀より歴代皇帝の離宮が建てられた場所です。
現在この地には、16世紀から17世紀にかけて各地で建てられた聖堂、礼拝堂、木造建造物が移築されていますが、なかでも最も古く重要なものがヴォズネセーニエ聖堂なのです。
ロシア語で「キリスト昇天聖堂」という意味をもつこの聖堂は、後に雷帝と呼ばれるイヴァン4世の誕生を祝って1532年に建てられた、ギリシア十字形の平面をもつ白い石造りの建物です。
さらに大きな特徴は、ドーム屋根ではなくシャチョールと呼ばれる天幕形屋根にしたところです。
天幕形の屋根は、ロシアで古くから櫓や塔などの木造建築で採用されてきたものです。
ヴォズネセーニエ聖堂は、ビザンティン様式などの影響を離れ、ロシア固有の建築様式により造られた最も古い建造物の一つといえます。 |
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