| CONTENTS |
| ノヴゴロドと周辺の歴史的建造物群 |
サンクト・ペテルブルク南南東約180kmに位置するノヴゴロドは、9世紀半ばに起源をもつロシア最古の都市です。
バルト海と地中海を結ぶ交通の要衝として発展したこの町には、11世紀に建設されたクレムリン(城塞)や、ロシアで最も古い石造建造物と言われ、
ロシア伝統の聖堂建築とビザンティン様式を折衷した1050年完成の聖ソフィア聖堂、14世紀に建てられたスパソ・プレオブラジェーニエ聖堂など、中世ロシアの貴重な建築が残っています。
11世紀末の制作とされる聖ソフィア聖堂のイコンをはじめ、これらの聖堂に伝わる中世ロシア美術の傑作は、ノヴゴロドがこの時代の文化的中枢だったことを顕しています。
13世紀、ノヴゴロドはハンザ同盟に加わり、「ヴェーチェ」と呼ばれる共和制のもとで繁栄しましたが、町に残る建造物群は、そうした中世自由都市の様子を伝える貴重なものです。 |
|
|
|