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| ダマスカスの旧市街 |
シリアの首都ダマスカスは、「旧約聖書」の時代まで遡る、世界最古の町の一つです。
天国を追われたアダムとイブは、町の北部のカシオン山に降り立ち、さらに、彼らの息子カインは、この山で弟アベルを殺したいう伝説があります。
ダマスカスは、交易上の要衝として、数多の勢力の支配を受けました。城壁内の旧市街には、列柱や凱旋門、モスク、聖堂、宮殿など、各時代の記念建造物が125も残っています。
なかでも重要な建築が、ウマイヤ・モスクです。
イスラム初の王朝ウマイヤ朝の首都として黄金期を迎えた715年の完成で、現存する世界最古のモスクと言われます。
多柱式礼拝所を備える構造と、モザイク画などの装飾を多用した建物は「古典型モスク」と呼ばれ、10世紀頃までのモスクの基準となりました。
また、モスクがそれまでの簡素なものから、壮麗な建造物へと姿を変える端緒となった建築でもあります。 |
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