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| 要塞都市クエンカ |
クエンカにある二つの河川の浸食作用で造られた石灰岩の岩山に、イスラム教徒が要塞都市を築いたのは9世紀でした。
1177年にカスティーリャ王アルフォンソ8世がレコンキスタを成功させ、クエンカを奪回しました。
すると、その地には、キリスト教文化の特徴をもった建物が次々に建てられていったのです。
標高約900mの断崖の山頂、南北約1km、東西約200〜350mの狭い土地の中央をアルフォンソ8世通りが貫き、イスラム時代にモスクがあった場所には、13世紀、外観はゴシック様式で内部装飾にはプラテレスコ様式を取り入れた大聖堂が建設されました。
さらに、通りの周辺は家々が密集して、絶壁の縁には「宙吊りの家」という通称どおりの、宙に浮いたような家屋が建設されました。
“魔法をかけられた町”とも言われるこの独特の景観は、ほかに類を見ないものとして世界遺産にも登録されました。 |
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