| CONTENTS |
| サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 |
聖ヤコブの霊廟に詣でれば、すべての罪が許されると信じた多くの巡礼者が、ヨーロッパ各地からイベリア半島の最西端にある聖都サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指しました。
ヨーロッパ北部からは、フランス国内にある巡礼路を通り、ピレネー山脈を越えたあたりからスペイン国内の巡礼路へ入って行きます。
スペイン国内で世界遺産に登録されたのは、166の市町村を通る約800kmの道のりです。
11〜13世紀に最盛期を迎え、巡礼路にはロマネスク様式の聖堂や修道院、橋や巡礼者を守るための城塞、施療院や宿泊所が設けられました。
巡礼路最大の町ブルゴスの大聖堂や、エステリャにあるロマネスク建築が見事なサン・ペドロ・デ・ラ・ルア聖堂など、1800以上の歴史的建造物が、町全体の景観とともに世界遺産に登録されています。
巡礼熱が最高に達した12世紀に、この道を往来した巡礼者は年間50万人を超えたと言われています。 |
|
|
|