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| 砂漠の宮殿クセイル・アムラ |
8世紀初頭にウマイヤ朝のカリフが、シリア砂漠に築いた宮殿跡です。
当時は大小さまざまな30の宮殿が建設されましたが、そのうちの一つクセイル・アムラは、特に保存状態が良いとされています。
宮殿は隊商宿を増改築した石造りで、内部は大きく「謁見の間」と浴場施設に分けられ、浴場は温水浴室、冷水浴室、サウナのような熱浴室からなるローマ式です。
この浴場並びに「謁見の間」には、イスラム文化には珍しいフレスコ画が見られます。
これは、砂漠のほかの宮殿にはないもので、裸体の踊り子、砂漠での狩猟場面、神話の一場面などを題材にしたフレスコ画は、損傷は激しいけれども、イスラム初期の重要な絵画史料になっています。 |
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